いぼ痔(痔核)について
いぼ痔。 病院等で患者に説明するときは痔核(じかく)ともいわれるそうです。 これは、過度の「いきみ」や血行障害などによって生じる肛門部の腫れ(いぼ)のことである。 もちろん一般的には「いぼ痔」と呼ばれ、肛門の歯状線の中にある、もしくは外にあるかによって、内痔核、外痔核の2つに分けられるそうです。 内痔核は肥大化すると、肛門の外に脱出することによって、痛みや出血等の症状が見られます。 肛門外に痔核が脱出した場合に、それが軽度である場合は、脱出した痔核を肛門内に戻す(単に戻すという表現が少々怖いですが…)ことが可能であるが、もし進行してしまうと、脱肛(全周性に生じた痔核が、肛門外に脱出した状態)した痔核が、なんと肛門内に戻らなくなり、強烈な痛み(シャレにならないくらい痛いらしい)を生じるというのです。 この状態を嵌頓痔核(かんとんじかく)と言い、お笑い芸人のHUJIWARA母(どっちの母親かは忘れた)がこの症状に見舞われ、救急車を呼んだというネタをやっていたような気がする。 脱腸だったかな?まあ、それはともかく、早急に緊急処置が必要な病態です。 ちなみに、外痔核は内痔核と違って、問題になることはあまり多くはないが、肛門外に血豆(!)が出来る、血栓性外痔核は、しばしば痛みを引き起こすらしい。 |
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いぼ痔の治療について
いぼ痔の治し方は、当たり前ですが病院に行きましょう。 そして病院で処方された薬を継続して使用すること、それが肝要です。 処方されたり、薬局で購入するいぼ痔の治療薬には、とりわけ坐薬、軟膏、内服薬の3種類があり、痔の種類と症状にあわせて使い分けます当然ですが使用方法はそれぞれ異なり、処方時の説明又は薬についている説明書をよく読み、正しい使用使用量と使用方法を守ってお使いください。 まずは坐薬についてですが、これは肛門に挿入します。 いぼ痔の治療以外では、解熱用座薬等がありますが、それと使用方法は一緒です。 肛門に挿入しやすいよう、ロケットのような形をしていますので、ゆっくりと肛門内に挿入してください。 はいると体温により、ゆっくりと溶けて、痛み止めや止血の作用があり、溶けた成分は肛門の上皮面をカバーし、排泄時の刺激から肛門を守りってくれます。 また、痔に直接作用し、効果が早く現れるのも特徴です。 次に軟膏ですが、肛門の周辺に直接塗るタイプと、チューブの先端をさして注入するタイプがあります。 これらも説明書をよく読んで使用しましょう。 効果は痛み止め、止血作用で、排泄時の刺激を減らす作用があります。 坐薬を使えない切れ痔やいぼ痔に使用します。 そして最後は内服薬(飲み薬)ですが、使用法は、服用するだけです。 便秘の時に使用する緩下剤、炎症を抑える消炎剤、抗生物質が含まれています。 それから、痔の薬には副腎皮質ホルモン(ステロイド)を含むものが多くありますが、それにあたる薬を長く使用していると、副作用で粘膜が爛れたり、全身に副作用が現れることが稀にあります。 市販品を使用するときにはこの成分が含まれているかどうかを確認した上での購入を検討することを推薦します。 使用する、又は使用している人は、長期間の使用にならないよう、注意したほうがいいかもしれません。 |
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